「海里」のお食事は料亭の日本料理とイタリアン
「きらきらうえつ」の後継となる羽越線の観光列車、「海里」。10月5日にデビューすることになりました。当面の間は金曜日と休日を中心に運転する予定で、新潟10:12ごろ発酒田13:19ごろ着、酒田15:02ごろ発新潟18:31ごろ着のダイヤで走ります。日本海の景観を楽しむことができるよう、上下とも笹川流れ付近では速度を落として走ります。
「海里」は4両編成です。1号車(景観を楽しむことができるように座席を窓側に向けたリクライニングシート、30席)と2号車(コンパートメント、32席)は切符として販売します。これに対して、4号車(ダイニング、24席)は食事がセットになった旅行商品となります。3号車は売店やイベントスペースで、定員外です。それでは、4号車の食事について説明していきましょう。下りの酒田行きは、新潟の3軒の料亭(「行形亭」、「鍋茶屋」、「一〆」)がつくる日本料理です。これに対して上り(新潟行き)は、「アル・ケッチァ-ノ」のオーナーシェフ奥田政行氏が監修したイタリアンです(調理は「アル・ケッチァ-ノ」のシェフが行います)。食器は新潟市の大橋洋食器がつくるオリジナルの食器を使います。
(追記1)
4号車のダイニングは2人以上でないと申し込みできません。また、下りの4号車を利用した人は、3号車の売店で利用することのできる500円分のお買い物券が付きます。上りの4号車を利用する人は、鶴岡駅徒歩1分の専用待合室「FOODEVER 彩鶴」を利用することができます。
(追記2)
12月27日以降の「海里」は冬ダイヤに変わり、桑川等での長時間停車はなくなります。通常のスピードで走り、4号車の旅行商品の設定もなくなります。
(追記3)
3号車の売店では弁当は売っていませんが、事前に予約すれば特製弁当を手に入れることができます。1号車、2号車利用の人でも「新潟の食」や「庄内の食」を感じることができるものです。
(参考:JR東日本新潟支社ホームページ https://www.jrniigata.co.jp/press/20190627kairi.pdf、https://www.jrniigata.co.jp/press/20190729kairi3.pdf、JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/kairi.html)
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