日高線代替バスに札幌直通?
日高線は一部の区間を除いて、災害の影響で運休したままです。利用者の極めて少ない区間なので、復旧させる見込みもありません。代行バスが走り続けるだけです。膠着した状態が続いています。
6月24日のことですが、この日高線について話し合う日高管内の臨時町長会議が開かれました。管内の7町長のほか、日高振興局の局長(5月まで北海道総合政策部交通政策局長を務めていました)、北海道交通政策局幹部などが出席して開かれた会議で話し合われた内容は、日高地方の幹線バスのイメージ。あくまでも鉄道の話とは別に議論したものです。
どんなバス路線網になるのでしょうか? 2つのタイプのバスを走らせます。ひとつはえりもから苫小牧、新千歳空港、札幌への長距離路線。高速道路を使って1日5往復程度、バス停は各町に1、2か所程度設けます。もうひとつは静内、富川で系統を分割して、えりも-静内、静内-富川、富川-苫小牧といった3つの中短距離路線です。通学や通院客が主なターゲットで、走行時間は概ね2時間以内、国道を主に走り、1日5往復程度走ります。ところで、日高地方から札幌などには高速バスが走っていますが、それとの調整は行うのでしょうか?
もっとも、バス会社との調整はまだです。これから協議を行い、これらのイメージが実現可能か確認します。そしてその後に、JR北海道との協議を行うようです。
(参考:北海道ニュースリンク www.hokkaido-nl.jp/article/12234)
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