東京を舟で通勤する実験
東京の町中には川や運河があり、かつては物流に使われていました。今はトラックに代わり、活用されていません。しかし東京都はこの川や運河を使って、通勤輸送に活用する実験を始めることになりました。7月24日から8月2日までの平日の8日間、社会実験を行います。
舟の運航区間は晴海の勝どき駅近くの船着き場から日本橋まで。7:30から9:00まで15分間隔で運航し、所要時間は30~40分です(同じ区間を電車で移動すると20~30分かかります)。運賃は無料ですが、アンケートに答える必要があります。
舟の定員は約40人。中には屋根のないものがあるため、雨のときは濡れます(ポンチョは貸してくれます)。実際の運航は民間会社8社に委託します。事前予約制なので、事前にインターネットで予約する必要があります。
もっとも、舟はキャパが小さいので実際に有料で営業しようと思ったら、電車(ICカードの場合で269円)のように安くはできません。実用的な交通機関とは言いがたいです。
(参考:産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/politics/news/190624/plt1906240032-n1.html、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASM6P53H2M6PUTIL02X.html)
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