大分にモノレール?
県庁所在地の大分市では、中心部と郊外を結ぶ道路が朝夕には慢性的に渋滞し、バスはドライバー不足で減便しています。
そんな中行われたのが大分市内の交通を円滑にするための検討会。大分県と大分市が大学の有識者やバス会社の担当者などを招いて開かれました。
その検討会では新たな交通システムの導入が提案されました。一度に多くの人を運ぶことができるバス(連節バス? 基幹バス?)の運行のほか、モノレールやLRTの導入も提案されました。モノレールが取り上げられたのは、高架構造のため、渋滞に巻き込まれないからです。
大分県や大分市は次回の会議までに新たに導入する可能性がある交通システムについて検討していきます。もちろん、モノレールができればそれに越したことはないのですが、現実的なのは連節バスや基幹バスの導入でしょう。メインの路線は基幹バスで頻繁に運転し、支線のバスは途中に乗り換えターミナルをつくって乗り換えさせるのがトータルとしては利用しやすいものになるでしょう。バスの乗り換えは嫌われるものですが、冷静に考えれば都心でバスが連なるのは結構不経済です。その不経済なバスを支線に回せば支線の本数が増え、トータルでは使いやすいものになるのです。
(参考:Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00010001-oabv-l44、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20190622/ddl/k44/010/258000c)
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