大釜駅融雪装置新設で東北新幹線も時刻変更
冬季の安全安定輸送のため、田沢湖線大釜駅に融雪装置を設置することは以前に記事にしましたが、その工事に伴い、大釜駅の配線が変更になります。駅舎に直結する下り1番線を工事終了後に撤去し、代わりに上りホームに融雪装置を備えた上り1番線を設置します。この工事が行われる10月26日から31日までの6日間、大釜駅で列車の行き違いができないため、ダイヤが変更されるのです。
そのダイヤの変更ですが、秋田新幹線内や奥羽線だけで処理できると思ったら、そうではないようです。東北新幹線などにも影響します。「はやぶさ」と「こまち」は通常、盛岡駅で分割併合を行いますが、一部の列車は仙台駅で分割します。仙台駅で「はやぶさ」と「こまち」は分割し、「こまち」、「はやぶさ」の順番で出発します。盛岡駅では「はやぶさ」と「こまち」は別の番線に発着し、「こまち」より先に「はやぶさ」が出発します。「こまち」は上りの「こまち」の到着を待って出発します。このため「はやぶさ」は仙台駅-新青森駅間において、13本の列車に最大4分の時刻変更があります。「こまち」は仙台駅-盛岡駅間において、10本の列車に最大1分の時刻変更があります。「やまびこ」も一ノ関駅-盛岡駅間において、7本の列車に最大3分の時刻変更があります。秋田新幹線内においては、盛岡駅-秋田駅間において、17本の列車に最大23分の時刻変更があります。
在来線については、田沢湖線の列車に区間運休があります。10月26日から29日までの間、盛岡5:20発の大曲行きが盛岡駅-田沢湖駅間で区間運休となります。代行バスは盛岡5:05発で、田沢湖駅で次の列車の6:38発の大曲行きに接続します(道路状況により接続しないこともあります)。このほか田沢湖線では、10月26日から31日までの間、一部の時間帯で時刻の変更があります。東北線、北上線、釜石線、花輪線、奥羽線、羽越線、男鹿線でも時刻の変更があります。
(参考:JR東日本盛岡支社ホームページ https://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1564034761_1.pdf)
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