高速道路を走る福岡の連節バス
西鉄の都心循環BRTは7月20日にダイヤ改正を行いました。
今回のダイヤ改正では都心循環BRTが増発されます。現行のダイヤでは1日62便(内回り、外回り各31便、20~30分間隔)が1日94便(内回り46便、外回り48便、15分間隔)になります。増便されることで公共交通の使い勝手が良くなり、マイカーからの転換を促進させます。
BRTに使われる連節バスは、福岡の都心に24時間ずっといるのではありません。車庫は郊外にあり、都心に来るのです。すでに西部地区(愛宕浜営業所)や南部地区(那珂川営業所)からは営業運転されて来るものがありますが、この改正からは東部地区(アイランドシティ営業所)からの便も営業運転してくることになりました。東部地区(アイランドシティ営業所)-天神・博多駅間で朝3便、夕方2便運行します。この東部地区発着便は、都市高速を経由します。連節バスが高速道路を走るのです。過去には1985年のつくば博で導入された連節バスがその後成田空港へのリムジンバスとして使われた例があり、福岡のBRTでもすでに2017年から西部地区発着の便が都市高速を利用しています。
また今回の改正では、南部地区(那珂川営業所)-博多駅間も朝夕各1便が増えます。
(参考:西鉄ホームページ www.nishitetsu.co.jp/release/2019/19_041.pdf、www.nishitetsu.co.jp/release/2017/17_112.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/79932/2)
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