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大井川鐵道、秋にEL列車を増発

 今はSLまたは電車によって運転されている大井川鐵道ですが、1949年の電化直後は電気機関車による客車列車を走らせていました。電化70周年のこの秋、大井川鐵道はその電気機関車によるEL列車を増発します。電気機関車は電化時に自社発注した1949年製造の2両を主に使い、客車は1930~1950年代に製造されたものを使うので、このEL列車に乗ればその当時の雰囲気を味わうことができます。

 EL列車が運行されるのは10月31日から12月31日までの間。週末だけでなく(週末でもEL列車が走らない日もあります)、平日でもSL列車が走る日があります。EL列車が走る日はいずれも新金谷-千頭間を1日1往復します(運行ダイヤは日によって異なり、3パターンあります)。急行なので停車駅は少なく、千頭行きは家山と下泉(運転日によっては家山のみ)、新金谷行きは川根温泉笹間渡と家山です。

 急行なので、運賃以外に急行料金が要ります。急行料金は大人500円、子供250円です。原則として事前予約が必要ですが、当日でも空席があれば乗車することができます。EL急行料金を新設した甲斐がありました。また、15人以上なら、事前に予約することによって「ELスイーツプラン」を申し込むことができます。運賃、急行料金のほかに500円追加すれば、車内でオリジナルパフェを食べることができます。
(参考:大井川鐵道ホームページ oigawa-railway.co.jp/archives/23326、乗りものニュース trafficnews.jp/post/88740)

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