「Suica」を登録すれば、電車に乗るごとにポイント
「駅ナカ」、駅ビルやクレジットカードの利用でたまる、JR東日本のポイントサービス、「JRE POINT」。持っている「Suica」を登録すればいいのですが(無記名の「Suica」や記念の「Suica」は登録することができません)、10月1日からは、鉄道を利用してもポイントがたまるようになります。JR東日本の在来線に乗車したり、「Suicaグリーン券」を購入したり、「モバイルSuica定期券」を購入したりすると、たまります。
たまるポイントは、カードタイプと「モバイルSuica」とで変わります。カードタイプなら0.5%しかたまりませんが、「モバイルSuica」なら2%たまります。「モバイルSuica定期券」を購入した場合も、2%たまります。「モバイルSuica定期券」の場合は、JR東日本部分のみならず、他社の分もポイント付与の対象となります。
将来は、ほかの方法でも「JRE POINT」がたまります。2020年春以降は「タッチでGo!新幹線」利用でもたまる予定です。カードタイプなら0.5%、「モバイルSuica」なら2%です。2020年12月以降、繰り返し「Suica」で乗車すると「JRE POINT」がたまるようになる予定です。回数券みたいな使いかたができるのです。「えきねっとポイント」と「JRE POINT」が統合される2021年春以降、「えきねっと」できっぷを購入すると利用額に応じて「JRE POINT」がたまる予定です。
また、2021年春以降は、たまった「JRE POINT」で座席をグリーン車や「グランクラス」にアップグレードさせたり、新幹線や在来線特急に乗車することのできる特典チケット等に交換したりすることができるようになる予定です。
話は変わりまして、消費税の税率が上がる10月1日から2020年6月30日までの間、「駅ナカ」や駅ビルでキャッシュレス決済すると、「JRE POINT」の還元率が上がります。経産省の「キャッシュレス・消費者還元事業」に合わせてのものです。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190903_ho01.pdf、https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190903_ho02.pdf)
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