リニア全線開業後も「のぞみ」は消えず
リニアのメリットのひとつに、リニアを整備することによって、「のぞみ」中心の東海道新幹線に「ひかり」や「こだま」を増やすことができることができる、ということが挙げられます。今は「のぞみ」中心のダイヤにせざるを得ないため、静岡県内に停まる便は少ないのですが、リニアが開業すれば、「のぞみ」の利用者がリニアに移行し、「ひかり」や「こだま」を増発する余地が出てきます。リニアの駅ができない静岡県にとっては、これがリニアのメリットとなります。
ただ、静岡県内の三島、静岡、浜松の3駅に設置されたパネルによれば、リニアが新大阪まで全線開業しても、「のぞみ」が全廃されることはないようです。以前の話とは違い、名古屋暫定開業のときはともかく、新大阪まで開業しても「のぞみ」は残るのです。東京から山陽新幹線の岡山、広島に直通する客、あるいは名古屋から山陽新幹線の岡山、広島、博多に行く客のことを考慮しているのでしょうか?
(参考:中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/tokai-news/CK2018022802000093.html)
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