上信電鉄、秋にWi-Fi導入
新幹線などで段階的に整備が進みつつある、公衆無線LANサービス、Wi-Fi。高崎と下仁田を結ぶ上信電鉄も、この秋に1編成に対して、Wi-Fi機器を試験的に設置します。2両編成の列車に、Wi-Fi機器を2台整備します。普通列車に導入されるのは、群馬県内では初めてのことです。
なぜ上信電鉄がWi-Fiを整備するのかと言えば、通勤通学客への利便性向上のほか、2020年の東京オリンピック・パラリンピックや「群馬デスティネーションキャンペーン」への対応のため。観光客が利用したくなるようにするのです。Wi-Fiの設置費用は56万円。沿線の5市町村でつくる上信電鉄沿線市町村連絡協議会が負担します。これまで予算はイベントの開催に使うことが多かったのですが、これからは利便性の向上にお金を使うとのことです。上信電鉄はここ10年間(2009~2018年度)、年間輸送人員が210~230万人で推移しています。2018年度は前年度より0.8%増え、222万人でした。今後はQRコードの決済など、キャッシュレス決済の導入も検討するとのことです。
Wi-Fiが設置された車両は、通勤通学客や観光客の利用が多そうな時間帯を中心に走ります。試行の結果により、ほかの車両にもWi-Fiを導入します。なお、起点の高崎から終点の下仁田まで、圏外の区間はないとのことです。
(参考:上毛新聞ホームページ https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/147969)
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