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只見線で車内販売

 2011年7月の豪雨災害で、今なお一部区間が運休している只見線。その只見線で10月から2020年2月までの休日(10月22日と2020年1月1日を除きます)、JR東日本の協力の下、福島県の実証事業として一部列車において車内販売等のサービスを行います。

 車内販売等のサービスを行うのは、会津柳津-会津川口間。会津柳津8:46発、14:07発、会津川口12:32発、15:27発の1日2往復で行います。地元住民が列車内で沿線の特産品を販売します。1500円の懐石弁当もあります。

 絶景ポイントでは減速も行います。三島町の第一只見川橋梁と第三只見川橋梁を通過するときには通常の半分以下のスピードに落とします。沿線の絶景を楽しむことができます。見どころや沿線地域を紹介する音声ガイドのサービスもあります。

 観光周遊バスの運行も行います。紅葉シーズンの10月、11月に運行します。会津若松をバスで出て柳津町を散策した後、只見線に乗車し、道の駅などに立ち寄ってから会津若松に戻るコースです。柳津町や金山町に車を停めて、只見線とボンネットバスでの観光を楽しむプランもあります。

 今回は2020年2月までの実証事業ですが、2021年度の全線運行再開に合わせての事業化を目指すようです。
(参考:福島民報ホームページ https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019092767882、https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019100768275、福島民友新聞ホームページ https://www.minyu-net.com/news/news/FM20190927-418876.php、河北新報ホームページ https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191007_63002.html)

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