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「Suica」利用エリア拡大で途中下車無効500キロ

 JR東日本は2020年春、鹿島線でも「Suica」が使えるようになりますが、ほかの路線でも使えるようになります。

 それは、2020年春に全線での運転再開がなされる、常磐線。草野(いわきの隣駅)-浪江間の13駅(臨時駅のJヴィレッジを含みます)と、小高、磐城太田の2駅です。草野-浪江間の13駅は首都圏エリアに入り、東京はもちろんのこと、伊東、松本、水上、黒磯(宇都宮経由)、館山へも「Suica」で移動することができます。小高、磐城太田の2駅は仙台エリアに入り、仙台はもちろんのこと、平泉、新庄、矢吹へも「Suica」で移動することができます。

 ところで、同じ常磐線でも首都圏エリアと仙台エリアに分かれます。浪江-小高間がその境となり(双葉郡と南相馬市の境となります)、間の桃内は「Suica」を利用することができません。「Suica」はほかのエリアにまたがっての利用はできないので、浪江から東京、小高から仙台への利用はできるものの、いわき-原ノ町間の利用はできません。エリアで利用範囲を縛る弊害が出ています。JR西日本のように距離で利用範囲を縛ったほうがよいでしょう。

 また、「Suica」利用エリアが拡大することによって、首都圏エリアと仙台エリアの大都市近郊区間も拡大します。いわき-浪江間が東京近郊区間に加わり、小高-原ノ町間が仙台近郊区間に加わります。大都市近郊区間のみを利用するときは、たとえ紙の切符でも、乗車券の有効期間は1日のみで、途中下車はできません。500キロ以上となる浪江-松本間でも、途中下車できず、1日で移動しなくてはなりません。これぐらいの距離を普通列車で移動する人は皆無と言って良く、鉄道に詳しくない限り途中下車の制度を知っている人もそれほどいないでしょうが、厳しすぎるような気もします。大都市近郊区間が広すぎるのでしょう。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2019/20191029_ho04.pdf)

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Comments

>たとえ紙の切符でも、乗車券の有効期間は1日のみで、途中下車はできません
大都市近郊区間の拡大だから、在来線のみの経由では、途中下車無効になるが、間に新幹線経由を挟めば、大都市近郊区間から外れるので今まで通り途中下車ができるようになります。

例えば、浪江から松本の場合、上野と東京間を新幹線経由にすれば、大都市近郊区間から外れて途中下車が可能になります。

ただ、鉄道ファンでない限り、この規則が知っている人は少ないと思います。

Posted by: たかちゃん | 2019.11.04 04:25 PM

 たかちゃんさん、こんばんは。

* 間に新幹線経由を挟めば、大都市近郊区間から外れるので

 ほかに行き先を北松本など大都市近郊区間から外れたところにするなどの方法があります。

* ただ、鉄道ファンでない限り、この規則

 結局はそこに行き着きます。

Posted by: たべちゃん | 2019.11.04 06:01 PM

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