北野白梅町リニューアルでバスとの乗り継ぎスムーズに
北野白梅町は嵐電北野線の駅。北野天満宮や金閣寺のある京都市北西部から嵐山方面への玄関口となっています。
京福は2019年度に北野白梅町のリニューアルを行います。交通ネットワーク強化の一環として、駅とバス停の一体化を図り、嵐山エリアと金閣寺方面とのアクセスルートを明確化と利便性の向上を行います。1958年につくられた駅舎は老朽化しているため解体し、駅施設のバリアフリー化とトイレの洋式化を行い、駅前広場を整備します。
具体的にはどういうことでしょうか? 北野白梅町は2番線までありますが、2番線のみ残し(ホームは西に約30メートル延伸します)、1番線はバス専用の停車スペースとします。1番線の跡にバスが乗り入れ、スムーズな乗り換えができます。北野白梅町に乗り入れるバスは、市バス102号系統。ルートを変えて、駅に乗り入れます。今ある駅舎は解体して、スロープや点字タイルの整備などを行います。トイレは全ての個室を洋室化し、多機能トイレを2室新設します。駅舎の建て替えと駅前広場の整備は2020年度に行います。インフォメーションも開設します。工事費は約2.5億円です。
また京福はこの2019年度中に、御室仁和寺、宇多野、鳴滝のバリアフリー化工事も行いますので、これで北野線全線のバリアフリー工事が終わることになります。
(参考:京阪ホールディングスホームページ https://www.keihan-holdings.co.jp/news/upload/2019-11-08_keihuku-kitano-hakubaicho.pdf、嵐電ホームページ https://randen.keifuku.co.jp/randen_news/detail.php?id=534)
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