JR東日本、川口駅の中距離列車停車に否定的に
当blogでも取り上げた、中距離電車(湘南新宿ライン?)の川口駅停車問題。一定の結論が出たようです。JR東日本は湘南新宿ラインの川口駅停車に対して一時は前向きな感じをありましたが、どうやら難しいようです。
その理由は、ホームの建設費用が高額になることと、採算面で難しいこと。川口市はホームの建設費を200億円と見込んでいましたが、JR東日本によればそれ以上かかるようです。また、中距離電車を停めることによってさらに混雑し、客が私鉄に流れて減収になるとJR東日本は考えています。さらに言えば、ホームの建設ができる時間にも制約があります。夜間や早朝にも貨物列車が走るので、工事は週2回、約2時間しかできません。
確かに川口駅の利用者は多いですが、ほかの駅の利用者にとってはただ迷惑な話です。残念ながらその声を覆してまで停まる価値のある駅ではありません。今後は混雑する京浜東北線ホームをどのように改良するかを考えていったほうがよいでしょう。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASMCQ54B4MCQUTNB00F.html?pn=4)
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