700系の東海道新幹線最終走行日は2020年3月8日
JR東海の700系の定期運用は12月1日で終了し、700系16両編成が定期運用で走るのは、山陽新幹線の1往復、「ひかり441号」、「ひかり444号」のみとなりました。しかし、当分の間は臨時列車等で走ります。
700系の東海道新幹線最終走行日は2020年3月8日。東京9:47発、新大阪12:20着の「のぞみ315号」が最終走行列車です。全車指定席で、「『ありがとう東海道新幹線700系』のぞみ号」という名前で走ります。この「のぞみ315号」ですが、東京駅出発時及び新大阪駅到着時にホーム上で引退式典を行います。「のぞみ」停車駅では、社員による最終走行列車の見送りを行います。新横浜-京都間では、記念乗車品の贈呈を行います。乗車記念品は(1)700系の車体を再生したアルミにより特別に製作したメダル(最終走行列車がデザインされています)、(2)乗車記念カード です。なお、指定券の発売は2020年2月8日10時から行います。
このほかにも、「ありがとう東海道新幹線700系」引退イベントは行われます。2020年2月12日から、JR東海所有の700系2編成について、ヘッドマーク(両端の2か所)とサイドステッカー(5か所)に車体装飾を行います。この車体装飾を行った700系が走る列車は、JR東海のホームページで公表されます。引退直前には、ジェイアール東海ツアーズ等から、700系の団体専用列車に乗ることができる旅行商品を発売します。この旅行商品に申し込んだ人から抽選で、2020年3月8日に行われる引退式典に来賓として招待します。2019年度に7~12歳、または70歳以上となる人の中から抽選で選びます。
700系の団体専用列車は2月29日と3月1日に走ります。2月29日は首都圏発のツアー、3月1日は関西、名古屋発のツアーです。この団体列車に乗車した人には、(1)700系の車体を再生したアルミにより特別に製作したメダル、(2)記念乗車証、そして乗車した人から抽選で(3)700系行先表示器字幕の1カット(内容を選ぶことはできません) がもらえます。
(追記)
ところが、新型コロナウイルスの影響で、2020年3月8日の運行は中止になりました。JR東海の700系の最終運行は、2020年3月1日ということになりました。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040169.pdf、railf.jp https://railf.jp/news/2019/12/01/203000.html、https://railf.jp/news/2020/03/02/181500.html)
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