和歌山電鐵に「ニタマ電車」
「たま電車」等の観光列車を走らせている和歌山電鐵。さらに観光列車が増えるようです。
新しい観光列車のテーマは、ニタマ。たまの跡を継いで二代目の駅長になったニタマですが、この2020年の夏で5年になります。それを記念して「ニタマ電車」をつくることにしました。
なぜ「ニタマ電車」をつくることになったのでしょうか? 和歌山電鐵は再出発11年目の2016年から、運行補助は求めずに設備投資の補助だけを求めるスキームで再出発をしました。1年目はそれでも黒字になりましたが、関空での貨物船衝突事故などでインバウンド客は減り、経営は苦しくなっています。どうやら道路が整備されたことで通勤客も減っているようで、再び赤字になっています。その危機を救うために、ニタマをテーマに新たな観光列車をつくることにしたのです。運行は2021年以降になります。
デザインは水戸岡氏が引き続き行いますが、詳細はニタマの駅長就任5周年に当たる8月10日に発表します。ただ、黒字化を達成したいという思いから黒色がベースになるようです。製作費用もないのか、クラウドファンディングや寄付などで賄うようです。
(参考:和歌山電鐵ホームページ https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2020/01/06/ニタマ電車のデザイン発表!-―貴志駅長就任5周年/、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20200105-OYTNT50127/)
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