阿蘇山ロープウェー、再建を断念、バスによる輸送へ
阿蘇山ロープウェーは登山バスの終点と火口近くとの間、約860メートルを結んでいました。1958年に開業し、年間約40~50万人が利用していましたが、火山活動が活発化して、2014年8月から運休していました。運休中の2016年4月には熊本地震、同じく2016年10月には中岳の噴火があり、ロープの支柱や駅舎の屋根が損傷し、解体されていました。
その阿蘇山ロープウェー、2020年度の完成を目指して2019年5月から再建工事を始めていたのですが、火山活動が今後も続くことから安全に運営することは難しいと判断して、ロープウェーの再建を断念することにしました。工事費がかかることや工期が長くなることも断念の原因です。
今後は、バスによる輸送に切り替えます。
(参考:産経ニュース https://www.sankei.com/region/news/191226/rgn1912260001-n1.html)
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