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山梨県内のリニア駅は甲府市内

 リニアの山梨県内の駅は元々甲府市南部の大津町につくる予定でした。しかし、2019年1月の知事選で当選した長崎山梨県知事はリニアの駅について、身延線と接続できる場所が望ましいとして、見直しをすることにしました。

 2019年12月ですが、その見直しの結果が発表されました。結果は、当初の予定通り、甲府市南部の大津町。車やバスを使う人の利便性が高いということで選ばれました。身延線と接続できる場所が望ましいとして候補に挙がっていた中央市の小井川駅との間は、専用道(リニア高架下のJR用地を使います)を走るシャトルバスで結ばれます。なお、リニアの山梨県内の駅は、1時間に上下1本ずつ停まると仮定しています。

 とは言っても、甲府市南部の大津町は、甲府の中心部からかなり離れています。品川とリニアの山梨県内の駅は約25分で結ばれますが、その駅から甲府市の中心部まではシャトルバスと身延線を乗り継いで約30分もかかります。駅からの時間が30分もかかるようでは、名古屋、新大阪方面からならともかく、品川方面からだと、リニアの効果が消えてしまいそうです。
(参考:産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/economy/news/191218/ecn1912180021-n1.html、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53509820Y9A211C1L83000/)

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