日中の線路集中メンテナンス、2020年度は宗谷線等でも
JR北海道は2019年に釧網線の緑-知床斜里間(約28キロ)で日中、列車の運行を止めて線路集中メンテナンスを行いました。2020年は対象路線を拡大して行います。釧網線のほか、宗谷線や室蘭線で実施します。
釧網線では、知床斜里-網走間(約37キロ)で行います。10月19日(月)~23日(金)、10月26日(月)~30日(金)の10日間、8:30ごろから16:00ごろまでの間、7時間半ほどかけて老朽化した木製マクラギ約4000本の交換作業を行います。知床斜里-網走間で快速「しれとこ摩周号」など4本の列車が部分運休します。
宗谷線では、南稚内-稚内間(約2キロ)、幌延-豊富間(約16キロ)で行います。南稚内-稚内間は9月28日(月)~10月2日(金)の5日間、8:30ごろから17:00ごろまでの間、8時間半ほどかけて老朽化した木製マクラギ約700本とレール(断面の小さなレールから標準的なレールに代えます。約360メートルが対象です)を交換します。南稚内-稚内間で特急「宗谷」や特急「サロベツ4号」など4本の列車が部分運休します。幌延-豊富間は10月5日(月)~9日(金)の5日間、7:30ごろから16:30ごろまでの間、9時間ほどかけて老朽化した木製マクラギ約1500本の交換作業を行います。幌延-稚内間で特急「宗谷」や特急「サロベツ4号」など4本の列車が部分運休もしくは運休します。
室蘭線では、沼ノ端-追分間(約27キロ)で行います。11月9日(月)~13日(金)の5日間、9:00ごろから16:00ごろまでの間、7時間ほどかけて老朽化した木製マクラギ約2000本の交換作業を行います。苫小牧-追分間で4本の普通列車が部分運休します。
これらの部分運休もしくは運休する列車については、バスによる代行輸送を行います。ただ、バスの時刻は列車の時刻と異なり、通常ならできる乗り換えができなくなるケースもあります。また、運休しない区間についても、列車の発着時刻が変更になることがあります。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200226_KO_rail%20maintenance.pdf)
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