近鉄の「鮮魚列車」、3月14日のダイヤ改正で廃止
近鉄は3月14日にダイヤ改正をしますが、そのときに普通の人は乗ることのできない列車が廃止になります。
それは「鮮魚列車」、宇治山田と大阪上本町の間を平日と土曜日に走っている、鮮魚の行商人専用の列車です。伊勢志摩の海でとれた鮮魚を行商人が運ぶ近鉄の専用列車で、鮮魚の行商人の組合の貸切列車として1963年から走っていました。魚のにおいが移ってもいいように専用の車両が用意され、多い時期には100人以上の行商人が利用していましたが、車を使う人が増えたため、利用者は減りました。そのため、近鉄は3月14日のダイヤ改正で「鮮魚列車」を廃止することにしたのです。
ダイヤ改正以降近鉄は、早朝に松阪を出る急行(名張から快速急行?)の最後尾に行商人専用の車両1両を連結して対応します。
(参考:NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200216/k10012287701000.html)
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