225系追加投入で、201系を置き換え
225系はJR京都線、JR神戸線等で92両走っていますが、さらに約250億円かけて144両を追加投入することになりました。2020年度から2023年度にかけて投入されます。今回投入する225系には、車椅子やベビーカーを使う人が利用することができるスペースを各車両に1か所ずつ設置します(これまでは1編成に1~2か所)。
JR京都線、JR神戸線等に225系を投入することによって追い出されるのは221系。この221系は、大和路線、おおさか東線で使われ、201系を置き換えます。2024年には201系は運行を終えるのです。103系や113系よりも先に引退するとは意外です。また、ロングシートの201系を転換クロスシートの221系に置き換えるので、大和路線やおおさか東線も阪和線のように、全ての車両が転換クロスシートで運転されることになります。
JR京都線、JR神戸線等を走る223系(330両)については、約20億円かけて車内ディスプレイの設置を行います。225系、321系、323系に設置されているものです。車内ディスプレイは運行案内、輸送障害時の運行情報の提供や広告などを提供します。フルカラーで情報量も多いです。現在のLED表示器とは違って、日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で対応します(LED表示器は日本語と英語のみの対応)。車内ディスプレイは3月中旬から2021年度にかけて設置します。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2020/02/page_15645.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2020/02/page_15648.html、「鉄道ファン」2020年6月号 交友社)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「JR西日本」カテゴリの記事
- JR西日本、緊急事態宣言で「つるぎ」や在来線特急を運休増(2021.01.17)
- 緊急事態宣言で車内販売再び縮小(2021.01.16)
- 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は山口線経由に(2021.01.07)
Comments