神戸電鉄3月14日ダイヤ改正で、志染-三木間増発
近鉄や阪神がダイヤ改正を行う3月14日、神戸電鉄もダイヤ改正を行います。3年ぶりのダイヤ改正です。今回のダイヤ改正で有馬・三田線の花山に急行が停まるなどの改正事項がありますが、やはりメインは利用者の減少が続く粟生線。増便もあれば減便もあります。
三木市からの要望を受け、増便が行われます。10~13時台の下り新開地発普通志染行きを毎時1本ずつ三木行きに、12~15時台の上り志染発準急新開地行きを毎時1本ずつ三木発に区間変更することにより、志染-三木間で上下各4本を増便します。2022年春までの2年間、社会実験として行います。この三木市からの要望のほか、朝9時台の新開地発普通志染行きを小野行きに、11時台の志染発準急新開地行きを小野発に区間変更しますので、下り志染発9:35~14:36、上り三木発10:27~15:28の列車の運行間隔が60分間隔から30分間隔になります。
増便はここまでで、ここからは輸送効率の向上という名目での減便等です。平日朝ラッシュの上り快速3本について、普通1本と急行2本に種別を変更します。平日夕方ラッシュの下り快速3本は普通になります。15分間隔で走ることになります。ここからは平日、休日ともに共通する改正内容です。粟生線5時台の志染-小野間の運行間隔を概ね20~30分間隔にします。朝ラッシュ後の西鈴蘭台-志染間について(下り西鈴蘭台発9:12~10:12、上り志染発9:35~10:35)、15分間隔から30分間隔にします。10~14時台に新開地-西鈴蘭台間の列車がありますが、これを鈴蘭台-西鈴蘭台間に変更します。これにより、新開地-鈴蘭台間の1時間当たりの運行本数が8本から6本に減り、概ね4~15分の運行間隔となります。
また話を粟生線に戻します。夕ラッシュ前の志染-小野間について(下り志染発15:06~16:35、上り小野発15:45~17:15)、15分間隔から30分間隔にします。下り志染発20:56以降と上り小野発20:50以降も概ね30分間隔にします。夜の鈴蘭台(下りは西鈴蘭台)-志染間について(下り西鈴蘭台発22:35以降、上り志染発21:42以降)、概ね20~30分間隔にします。また、終日、粟生で加古川線や北条鉄道に接続しない列車は、全て運行を取りやめます。
(参考:神戸電鉄ホームページ https://www.shintetsu.co.jp/release/2019/200121.pdf、神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/miki/202001/0013054807.shtml)
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