埼京線渋谷駅の線路切換工事は5月末に
渋谷駅の埼京線ホームは、山手線ホームより南に350メートルほどずれているため、それを山手線ホームと同じところに移動する工事を進めています。2018年に埼京線の上り線路を切り換える工事を行いましたが、5月末に下り線路の切換工事を行います。
切換工事は5月29日22時ごろから6月1日4時ごろにかけての約54時間、行われます(悪天候等により実施できないときは、7月3日22時ごろから7月6日4時ごろにかけて行います)。この切換工事を行うことによって、埼京線ホームが山手線ホームの横に来るようになるのです。埼京線ホームには新たに南改札及びハチ公改札が直結するようになります。新南改札には現行の埼京線ホームを経由して利用することができます。
この切換工事中、山手線は通常通り運転しますが(一部時間帯で増発や時刻の変更を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で取りやめとなりました)、埼京線や湘南新宿ラインは大崎-新宿間を運休し、大崎(横須賀線直通、相鉄線直通、りんかい線)や新宿(埼京線、東北線・高崎線直通)で折り返し運転をします。湘南新宿ライン東海道線直通については新宿以南の全区間を運休しますが、代わりに品川-小田原間で増発します。特急等についても、「成田エクスプレス」は新宿・池袋・大宮・高尾-東京・品川間を運休します(大船-東京-成田空港間は通常運転)。「踊り子」、「サフィール踊り子」のうち、新宿・池袋発着の列車は東京発着に変更して運転します。武蔵小杉には停まりません。「日光」、「きぬがわ」、「スペーシアきぬがわ」は通常通り運転しますが、「ホリデー快速ビューやまなし号」は運休します。また、工事期間中は渋谷駅新南改札は営業を休止し、旧大山街道(渋谷駅前交差点-宮益坂下交差点)が一部時間で通行止めになります。通行止めになるのは5月30日2時ごろから8時ごろと、5月30日22時ごろから31日7時ごろです。ハチ公改札外通路は終日利用できます。
この切換工事で、渋谷駅の工事は終わりではありません。あと2回行います。まず、山手線内回りを東側に移動させ、山手線内回りホームを拡幅します。その後、山手線外回りを西側に移動し、内回り、外回り共用となった山手線ホームを拡幅します。切換工事の時期は未定で、決まり次第発表されます。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20200218_to04.pdf、https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20200515_to01.pdf)
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