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新幹線の手荷物検査に犬

 1年程度延期されることとなりましたが、東京オリンピック・パラリンピックには海外からも多くの人が訪れます。新幹線や航空機など狭い空間でテロを起こす危険性もあります。

 航空機なら空港でそういう人間をチェックすることができますが、新幹線はそういうわけにはいきません。短時間に多くの人数をチェックすることは難しいのです。ところが、その新幹線でも手荷物チェックを行うようです。

 そのチェックを行う場所は、東京や品川などの主要駅の改札前や券売機の周辺。爆発物探知犬が巡回し、不審な荷物を持っていると思われる人に反応します。その人に対して、警備員が手荷物検査をするのです。すでにJR東日本とJR東海は2019年に実証実験を行っていて、特に大きな問題はなかったようです。なお、省令の改正によって、手荷物検査を拒否する人に対しては、乗車拒否をすることができるようになるようです。

 JR東日本やJR東海はオリンピックが終わった後も探知犬による検査を続ける予定で、両社はその準備を進めています。
(参考:「鉄道ファン」2020年4月号 交友社、大分合同新聞ホームページ https://www.oita-press.co.jp/1004000000/2020/02/24/NP2020022401001777

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