ヨーロッパで格安列車が人気
以前、フランスのTGVで格安版が出たという記事を書きましたが、ほかの国にも同じようなものはあるようです。
ドイツの高速列車はICE。ドイツ鉄道が運行しますが、別の民間事業者も参入しています。本業は格安バスを運行する会社で、ドイツ鉄道の中古車両を走らせ、最大で8割も安い値段です。ICEに比べると1時間ほど遅いですが、2018年の開業からすでに100万人以上を運んでいます。格安の列車を走らせている事業者は、本業とも融合していて、グループの格安バスと接続して、ネットワークを構成していることも強みだそうです。
今は新型コロナウイルスの影響でどうなっているのかはわかりませんが、環境意識の高まりも鉄道に有利に働いているようです。値段が高くても環境に優しい鉄道を利用する人が増えているそうです。
(参考:「鉄道ファン」2020年4月号 交友社)
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