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磐越東線の始発、4年間バス代行

 磐越東線の上りの始発は、郡山5:30発。しかし、2020年4月から約4年間、一部区間で運休します。

 運休する区間は郡山-三春間。4月2日から毎週木曜日と土曜日に運休します(そのほかの日は通常通り走ります。また、ゴールデンウィークなどの繁忙期においては、運休日が変わることがあります)。代行バスが運転され、郡山の発車時刻は4:55と、35分繰り上がります。

 ところで、なぜ磐越東線の始発が部分運休することになったのでしょうか? その理由は、郡山付近の信号システムの更新工事を行うためです。駅構内の転轍機や信号機等を制御する装置を取り替える工事で、現在の信号システムは、使用開始から約40年が過ぎ、老朽化しています。また、この信号システムの更新と合わせて、転轍機や信号機、踏切保安装置等の設備の更新を行います。このことによって、列車の運行の安定性が向上するのです。

 今回更新する範囲は、貨物を含めた郡山の構内のほか、東北線郡山貨物ターミナル-郡山-日和田間、磐越西線郡山-郡山富田間、磐越東線郡山-舞木間です。この郡山付近の更新工事は、東北では最大規模のもので、列車の走らない時間でしようと思ったら、5年以上かかります。週2回、磐越東線の始発を止めるだけで、1年以上短縮できるのです。
(参考:JR東日本仙台支社ホームページ jr-sendai.com/upload-images/2020/02/20200218.pdf)

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