下曽根駅で列車とバスの乗り継ぎを改善
先ほどと同じ西鉄バスですが、こういう話もあります。
JR九州と西鉄バス北九州は3月14日のダイヤ改正に合わせて、日豊線下曽根駅での乗り継ぎを向上させることにしました。具体的には、次のことを行います。まず、(1)沼団地、吉田団地エリアから下曽根駅まで直通する系統をつくります。弥生が丘からは下曽根駅に接続する便を増やします。 (2)下曽根駅を通るバスについては、極力列車に接続するように時刻の調整を行います。列車に4~12分で接続するバスの本数が現行の111本から175本に増えます。16~18時台の帰宅時間帯においては、ほぼ全てのバスが接続します。
情報の提供も充実させます。バス車内では運賃を表示するモニターを使って、下曽根駅の列車時刻表を表示します。下曽根駅の構内では、案内モニターを2基設置し、バスの時刻表や接近表示を行います。改札口付近の床面にはバス停の案内サインを表示し、バス待合所のベンチを増設します。
お得なキャンペーンも行います。3月14日から6月30日の間、「SUGOCA」か「nimoca」を使って、下曽根駅と下曽根駅前バス停もしくは下曽根駅南口バス停を同じ日に乗り継いだ場合、20ポイントを翌月に付与します。ただし、列車とバスを同じICカードで利用した場合のみが対象で、鉄道かバスいずれかもしくは両方で定期券を利用した場合は対象外です。
北九州市は下曽根駅北口駅前広場を整備中で、それが完了すれば、北口周辺に点在しているバス停を集約することができます。また、JR九州と西鉄はほかの駅でもこのような連携ができないかを検討していきます。
(追記)
2021年10月現在、同様の取り組みは門司駅や中間駅など、福岡県内の6駅に拡大しています。
(参考:JR九州ホームページ www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/02/21/200221Newsreleaseshimosone.pdf、熊本日日新聞ホームページ https://nordot.app/819019537062952960)
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