JR九州、5月2~6日は全ての在来線特急が運休
新型コロナウイルスの影響で、定期列車にも運休の動きが出ています。
そんな中、本来なら臨時列車を大増発してたくさんのお客を乗せて走るゴールデンウィークに、JR九州は全く逆のことをすることにしました。5連休の5月2日から6日の間、全ての在来線特急列車を運休させるのです(車両運用上の都合から、5月1日も一部列車が運休となります)。観光列車のほか、「かもめ」や「ソニック」などの都市間特急も全て運休します。なお、九州新幹線は一部が運休になるものの走っていますし、普通列車が1日1.5往復しかない(特急はほぼ1時間おきに走っている)佐伯-延岡間については、臨時快速列車が2.5往復走ります。
普通列車はごく一部を除いて運転されるので、新幹線がないところでも普通列車を乗り継げば移動することができます。しかし、鉄道に詳しくない人なら、特急がないのに行こうとは思わないでしょう。外出を自粛させる、思い切った方法です。
(追記)
在来線特急の一部運休、観光列車の全面運休は6月も続きますが、快速列車や普通列車の一部運休は5月31日までとなります。6月からは通常通りです。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/04/21/200421_gw_unkyuu_tuika.pdf、https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/emergency/__icsFiles/afieldfile/2020/04/21/200421gw_unkyuu.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20200519-1038769/)
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Comments
外出を自粛させるのも一つですが遠距離の移動を抑えるのも目的だと思います。(ウイルスを持ち込ませない、クラスターを発生させないという点で。)
多数ではありませんが、地方には医療、介護系、生活必需品を扱う工場への通勤者で休日期間中も細切れな区間で短距離の通勤の需要(鉄道・バス)があります。普通列車を残したのはそういう方々への配慮もあると思います。
内容、タイミングともに英断だと思います。
Posted by: リリィ | 2020.04.23 08:22 AM
リリィさん、おはようございます。
* 外出を自粛させるのも一つですが遠距離の移動を
普通列車を乗り継げば遠距離の移動ができないことはないですが、鉄道に詳しくなければそういうことはしないでしょう。
* 多数ではありませんが、地方には医療、
用事がある人は休日でもいますから、そういう人の需要を満たす分は残さないといけないでしょう。
Posted by: たべちゃん | 2020.04.24 06:42 AM