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小山市、LRTの導入を見送り

 かなり昔に取り上げたですが、小山市には「高岳引込線」と言われる貨物専用鉄道がありました。これを活用してLRTを通す構想があり、2014年度以降、関係者や有識者を含めた検討を行ってきましたが、小山市は導入を見送ることにしました。

 なぜ小山市は見送ることにしたのでしょうか? 小山市はLRTを導入した場合の概算事業費を約27億円、利用者数は沿線住民のアンケートを基に1日約4600人と想定していました。ところが小山市が国交省に助言を求めたところ、「高岳引込線」はレールや敷石、枕木等を全面的に改修する必要があるとの指摘を受けました。既存の線路を使って安く仕上げるという目論見は崩れ、想定の約27億円の倍近くまで膨らむ見込みとなりました。また、小山市が実態調査を行って需要予測をやり直したところ、利用者数は1日約3750人に減りました。このままでは30年以内に黒字に転換するという国の認可を受けるための条件を満たすことができなくなったのです。

 今後はコミュニティバスを増便してバス利用者を増やし、最終的にはLRTなどの鉄道をつくろうということですが、BRTや基幹バスではなくコミュニティバスで利用者を増やすレベルでは、お先は暗いと言わざるを得ないでしょう。
(参考:下野新聞ホームページ https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/295198)

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