「KOBE PiTaPa」、2021年2月で新規発行&更新カード発行終了
KOBEカード協議会は、神戸市に本拠地がある中小の交通事業者(山陽、神戸新交通、北神急行、神戸市交通局)と神戸市が2004年6月に設立した協議会。「KOBE PiTaPa」の発行と運営を行っています。「KOBE PiTaPa」はクレジットカードに「PiTaPa」決済機能を搭載したもので、2005年3月にカードの発行を始めました。
しかし、「PiTaPa」カードは様々なところが発行していて、しかも交通系ICカードの中でも後払いの「PiTaPa」は特殊なものとなっています。JR西日本の「ICOCA」のほうがクレジットカードの審査が要らない分敷居が低く、関西の私鉄も「ICOCA」を採用しています。あの阪急ですら「ICOCA」を取り入れています。
そうなると「PiTaPa」の立場はありません。「KOBE PiTaPa」の会員数も減少傾向にあります。会員へのサービスの維持も難しくなります。そこでKOBEカード協議会は「KOBE PiTaPa」の新規入会と更新カードの受付を2021年2月28日で終了することにしました。今カードを持っている人はカード券面に記載されている有効期限まで使うことができますが、いずれは使えなくなります。何らかの手段で後継となるカードを用意しなくてはなりません。
(参考:KOBEカード協議会ホームページ www.kobe-pitapa.com/wp/wp-content/themes/pitapa/pdf/20200331visamaster_press.pdf)
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