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下関北九州道路は吊り橋が妥当との国交省調査結果

 下関と北九州を結ぶ、下関北九州道路。関門トンネルが老朽化しているため、代わりとなるものとして以前から考えられています。一時は財政難のため調査自体が打ち切られることもありましたが、2017年度に再開され、今のところ下関市彦島迫町付近と北九州市小倉北区西港町を結ぶルートが最有力とされています。

 さて、この下関北九州道路、橋にするのでしょうか? トンネルにするのでしょうか? 3月のことですが、国交省は吊り橋が妥当とする調査結果を発表しました。その理由は、活断層。最有力ルートの近くに活断層があるようです。日田彦山線沿いに走っている小倉東断層を北に伸ばすと、最有力ルートの近くに来るようです。この活断層が動けば、約3メートルのずれが生じると考えられています。トンネルだと地震の際大きな被害を受けますし、これに対応する技術もないようですが、吊り橋の場合は、両端の主塔から道路部を支える構造となっているため、揺れを吸収することができます。地震の影響を受けにくいようです。

 国交省は2020年度から、国直轄事業に選ばれる前段階である、計画段階評価の手続きに入ります。最有力ルートなど3つの案の中から、事業費等を考慮して、専門家による第三者委員会でひとつに決めます。その後、国が新規事業に採択するかどうかを決めます。

 道路に関してはこれで何とかなるでしょうが、実は鉄道も危ないです。関門トンネルも老朽化しています。新幹線があるので関門トンネルの役目は下関から小倉や博多方面へのローカル輸送と貨物運送なのですが、国鉄時代の1987年より3割ほど減ったとは言え、それでも18961人(2018年度)います。こちらも忘れてはいけないでしょう。
(参考:西日本新聞ホームページ https://www.nishinippon.co.jp/item/n/595400/、JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/company/info/data/senkubetsu.html)

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Comments

国道2号の関門トンネルは老朽化しているから、新しいものが必要だとか言うが、それは単なるこじつけと思う。(単なる建設のゼネコンのためと道路族議員のため)

第一、現在の国道2号になる関門トンネルは、道路の他に忘れていけないのが、歩行者専用の人道トンネルもある。これがある以上は、国道2号の関門トンネルも修繕しながら維持する必要もあるのが事実だし、道路としては、国道2号の関門トンネルの他に高速道路として関門橋も存在する。
それなのに新しいトンネルまたは橋の必要性はない。

Posted by: たかちゃん | 2020.04.19 06:29 AM

 たかちゃん さん、おはようございます。

* 第一、現在の国道2号になる関門トンネルは、

 新しい橋やトンネルをつくったら、関門トンネルを維持する必要はなくなります。関門トンネルを廃止した場合、人道トンネルだけを維持する必要はありません。フェリーで代替すると割り切るしか仕方がありません。

* 道路としては、国道2号の関門トンネルの他に高速道路として関門橋も存在する。

 関門トンネルが使えなくなったら、高速道路の関門橋を無料開放するという方法もあります。

 本当に関門トンネルが使えなくなったら道路でのアクセスは関門橋だけになりますから、将来に向けての研究ぐらいは要るでしょう。

Posted by: たべちゃん | 2020.04.19 07:00 AM

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