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近鉄、5月30日からの休日、一部の特急を運休

 近鉄は新型コロナウイルスの影響により今後の情勢が不透明なことから、特急の前売り発売開始日を本来の1か月前から1週間前に変更しています。

 その近鉄ですが、休日の特急利用者は9割も減っています。そこで5月30日から当分の間、休日の一部の特急を運休します(平日の特急・一般列車(急行、普通等)、休日の一般列車は通常通り運転します)。通常、近鉄は休日に1日446本の特急を走らせますが、このうち75本、17%を運休させます。

 ただ、どの系統も均等に17%ぐらい運休させるわけではありません。系統によってばらつきは大きいのです。大阪-名古屋間、大阪-伊勢志摩間、名古屋-伊勢志摩間、京都-伊勢志摩間、大阪-奈良間の運休率はそれぞれ8%、3%、3%、8%、6%と10%未満です。逆に運休率が高いのは、京都-奈良間、京都-橿原神宮前間、大阪-吉野間。それぞれ23%、32%、45%にもなります。大阪-吉野間は通常、30分間隔で特急が走りますが、ほぼ1時間間隔になります。新型コロナウイルスの影響による需要減がなくなっても、次のダイヤ改正で特急の本数が見直されそうな感じです。なお、「ひのとり」は1往復運休しますが、「しまかぜ」や「青の交響曲」は通常通り走ります。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/tokyuuunnkyuu.pdf、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59293070Z10C20A5LKA000/)

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