御代志駅が少し南に
以前にも記事にした熊本電鉄御代志駅の移設の話ですが、その続報です。
合志市が御代志地区で進めている土地区画整理事業によって、熊本電鉄は移設されます。移設は御代志駅の場所だけが変わるのではなく、手前から始まります。御代志駅から2つ手前の熊本高専前駅を過ぎたところから始まります。熊本高専前駅から御代志駅の方向に約150メートル進んだところから移設は始まり、東へ最大70メートルずれることになります。熊本電鉄の線路は北北東の方向に進んでいるため、終点の御代志駅は南に200メートルほどずれることになります。御代志駅には現在の3倍の広さの駅前広場が整備され、バス停やタクシー乗降場などを整備して公共交通の結節機能を向上させます。なお、途中の再春医療センター前駅(2019年10月1日に再春荘前駅から改称されました)も移設されますが、具体的な場所はまだ決まっていません。
土地区画整理事業の対象面積は18.1ヘクタール、事業費は約15億円です。線路移設工事は2020年度中に始め(すでに地権者から移転についての同意は得ています)、2022年春までに線路移設を終え、駅前広場の整備を終えます。
(追記)
御代志駅の移設は2022年10月10日に行われます。新しい御代志駅にはこれまでなかった、定期券等の販売窓口が設けられます。
(参考:熊本日日新聞ホームページ https://this.kiji.is/625541893403018337?c=39546741839462401、熊本電鉄ホームページ https://www.kumamotodentetsu.co.jp/news/201908151375.html、https://www.kumamotodentetsu.co.jp/news/202209262044.html、くまもと経済ホームページ www.kumamoto-keizai.co.jp/content/asp/dejikame/dejikame_detail.asp?PageID=20&Knum=22300&PageType=top1)
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