JR北海道、新型コロナウイルスで6月14日からさらに減便
JR北海道は3月から一部列車で減便や減車を行ってきましたが、6月14日からはさらに減らします。
札幌-旭川間の「ライラック」、「カムイ」はこれまで10本を運休してきましたが、6月14日からは2本が追加され、合計12本となります。これまで運休する列車のなかった旭川-網走間の「大雪」は、6月14日から4本運休します。石北線の特急は「オホーツク」2往復だけです。こちらもこれまで運休する列車のなかった旭川-稚内間の「サロベツ」は、6月14日から2本運休します。宗谷線の特急は「宗谷」1往復と「サロベツ」1往復(1号、2号)だけで、稚内への最終列車は札幌12:00発の「ライラック15号」ということになります。札幌-函館間の「北斗」はこれまで4本を運休してきましたが、6月14日からは2本が追加され、合計6本になります。札幌-室蘭間の「すずらん」の運休は、4本のまま継続します。札幌-帯広間の「とかち」の運休は、6本のまま継続します。札幌-新千歳空港間の「エアポート」はこれまで16本を運休してきましたが、6月14日からは12本が追加され、合計28本になります。本来日中に毎時5本走らせていたところが4本になり、さらに3本に減ってしまいます。運転間隔は概ね12~24分と不均等です。これまで運休する列車のなかった札幌-江別間の普通列車は、6月14日から3本が運休します。こちらもこれまで運休する列車のなかった札幌-小樽間ですが、6月14日からは「エアポート」が4本、普通列車が4本(このうち2本は札幌-手稲間)運休します。手稲7:24発の「ホームライナー」も運休します。
減車も5月31日までの予定だったのですが、当面の間継続します。さらに、6月14日からは一部の「北斗」(9往復中7往復)、「おおぞら」(6往復中3往復)が4両編成になります。残る「北斗」2往復、「おおぞら」3往復は5両編成です。逆に「カムイ19号」は運用の都合からでしょうが、5月31日まで5両編成から6両編成に伸びていましたが、これも当面の間継続します。1号車にはグリーン車、指定席がつきますが、その指定券は車内で発売します。また、「大雪」の運休に伴い、6月14日から当分の間、「オホーツク1号」は丸瀬布に、「オホーツク4号」は白滝に臨時停車します。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200520_KO_Genbin%20june.pdf)
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