JR北海道、6月14日から快速「エアポート」通常運転、7月1日からは全列車通常運転
JR北海道は新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込んでいるため、6月14日から更なる減便を行う予定でした。ところが5月25日に緊急事態宣言が解除されてからは、ビジネスを中心に利用者が増える傾向にあるので、一部で予定していた減便を取りやめます。
減便を取りやめるのは、快速「エアポート」と「ライラック」。これまで毎時4本に減便していた快速「エアポート」は、6月14日から毎時3本に減る予定でした。しかしこれを取りやめ、逆に毎時5本の通常運転になります。「ライラック」に関しては、6月14日から2本追加減便される予定でしたが、これを取りやめます。「ライラック」や「カムイ」の減便は10本のままで変わりません。そのほかの列車、「北斗」2本、「大雪」4本、「サロベツ」2本、小樽-江別間の普通列車4本の減便は予定通り行います。
そして、7月1日には、これまで減便していた列車全ての運転再開を行います。特急列車32本(「ライラック」や「カムイ」合わせて10本、「大雪」4本、「サロベツ」2本、「すずらん」4本、「北斗」6本、「とかち」6本)、普通列車4本、「ホームライナー」1本の運転を再開し、ダイヤ通りの運行を行います。
JR東日本は5月28日から東北新幹線等の減便を行う予定でしたが、直前にそれを取りやめました。しかし、北海道新幹線は予定通り運休を行いました。「はやぶさ」のうち3往復が新青森-新函館北斗間を運休していたのです。7月1日からはこの区間運休していた「はやぶさ」も全区間で運転を再開します。なお、「はやぶさ」の運転再開に伴い、これまで行っていた奥津軽いまべつへの「はやぶさ23号」の臨時停車は6月30日で終了します。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200610_KO_AP%20Saikai.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200610_KO_Shinkansen.pdf)
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