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JR西日本、明石の新幹線車両基地について計画の提案を延期していた

 JR西日本は明石市内の山陽新幹線西明石-姫路間に新幹線の車両基地をつくる計画です。この場所はJR神戸線大久保-魚住間に隣接していて、JR神戸線への新駅の設置や大規模開発を検討しています。

 しかしこの計画、前に進んでいません。JR西日本は元々、3月末までに計画案を明石市に対して示すことになっていましたが、4月を過ぎても連絡はありませんでした。やっと連絡があったのは5月29日のこと。新型コロナウイルスの感染拡大で経営環境が変わり、計画案の提案を延期したいということでした。延期後の計画案の提案時期はまだ決まっていません。

 JR西日本としては明石に基地をつくる必要性があるということは認識しているものの、2037年の完成時期は遅くなる可能性があります。新型コロナウイルスの影響で長距離の需要がどうなるか、長崎新幹線がフル規格ででき、新大阪に直通するかを見極めているのでしょう。
(参考:神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202006/0013426311.shtml)

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