「赤胴車」は引退していた
阪神の急行用車両は、赤とクリームで塗られ、「赤胴車」と呼ばれていました。しかし「赤胴車」は新車の導入によって減っていき、残ったのは武庫川線の8両のみとなりました。当初、この武庫川線の「赤胴車」置き換えは5月末とされていましたが、延期されて6月以降になっていました。しかし、もう乗ることができないのです。
実は2日にひっそりと引退していたのです。どうしても長い間走り続けていた路線がなくなったり、車両が引退したりすると、鉄道ファンが訪れてしまいます。最終日が明らかになっていたら、その最終日に鉄道ファンは集まってしまいます。新型コロナウイルスの感染を拡大する危険が高まりますので、このような措置はやむを得ないでしょう。許認可の関係で最終日まで走らせなければいけない鉄道の廃止はともかく(それでもこういう例はありますが)、車両の入れ替えはいつ行っても良いのです。危ないと思ったら早めに乗っておくのが大事です。
さて、「赤胴車」の代わりに走るのが5500系。4編成8両が走ります。このうち2編成のデザインはすでに発表されていますが、残る2編成のデザインも発表されていました。まずひとつは「TORACO号」。女性タイガースファン「TORACO」をイメージして、外装は明るい黄色と水色がベースです。座席の色は水色がメインですが、一部の座席はピンクです。一部の座席は座るとトラ耳を付けているように見える「TORACO SPOT」になっています。もう1編成は「トラッキー号」です。外装は白とピンクがベースです。座席の色はピンクがメインで、一部の座席は水色です。床にはマスコットキャラクターの足跡をイメージしたものが描かれています。また、マスコットキャラクターが車両の内外に散りばめられています。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59915370T00C20A6LKA000/、阪神ホームページ https://rail.hanshin.co.jp/car/car_mukogawa5500kei.html)
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