上海リニア、時速430キロ運転を止めていた?
営業運転を行っているもので世界で一番速い鉄道と言えば、上海のリニアでした。時速430キロというほかには真似のできないスピードで上海の郊外と上海浦東国際空港との間を結んでいました。しかし、この世界最速を味わうことはできないのです。
と言うのも、2月から上海のリニアは最高速度を時速300キロに抑えていたのです。元々時速430キロで走っていたのは日中だけで、早朝や夜間などはスピードを抑えて走っていました。上海のリニアは空港へのアクセスに使われているものですから距離は短く、時速を300キロに抑えても所要時間は1分しか伸びません。スピードを抑えても実質的に困る人はいないのです。
でも、リニアの時速が300キロになってしまったら、リニアの意味がありません。中国には至るところに高速鉄道が走っています。全長は3万キロに近く、最高速度も時速350キロの区間があります。わずかな区間でも時速430キロで走るから意味があるのであって、新幹線並みの時速300キロではわざわざ乗り換えていく意味がありません。
(追記)
上海のリニアを運営する会社によれば、新型コロナウイルスの影響により減速したものであり、移動需要が回復すれば最高速度を時速430キロに戻すとのことです。
(参考:東洋経済ONLINE https://toyokeizai.net/articles/-/352643、TRAICY https://www.traicy.com/posts/20200531170160/)
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