JR西日本、6月13日から運休列車大幅減少
JR西日本は5月11日から山陽新幹線の一部定期列車の運休を行い、5月16日からは北陸新幹線「つるぎ」や主要在来線特急も運休するようになりました。「のぞみ」に関しては東海道新幹線に合わせるかたちで6月1日から全ての定期列車の運転を再開しましたが、一部の「みずほ」や「さくら」の運休は継続していました。しかし、政府による緊急事態宣言が解除され、利用者も元に戻りつつあることから、4月24日から一部列車の運休を続けている「はるか」を除いて、6月13日から全ての定期列車の運転を再開することとなりました。
山陽新幹線については、6月13日から、九州新幹線と直通する「みずほ」、「さくら」について、全ての定期列車を走らせることにします。5月11日からの減便期間中、時刻や停車駅等を変更して運転していた一部の「さくら」、「ひかり」については、6月12日までの運転となります。2本の「さくら」を強引に1本にまとめたために発生する博多での不自然な長時間停車や、「みずほ」や「さくら」の運休を補うための臨時「ひかり」は運転を終えるのです。ただ、一部の「こだま」については、理由はわかりませんが時刻を変更して運転する列車もあります。九州新幹線についても運転区間の変更や運休等を行ってきましたが、6月13日からは、九州新幹線で完結する列車も含めて、「みずほ」、「さくら」、「つばめ」の全ての定期列車を運転することにします。
北陸新幹線「つるぎ」や主要在来線特急(「サンダーバード」、「くろしお」、「こうのとり」、「きのさき」、「はしだて」、「まいづる」、「やくも」、「しおかぜ」、「南風」)も、6月13日から全ての定期列車が走ることになります(空港アクセス特急の「はるか」は、引き続き一部の列車が運休します)。岡山と高松を結ぶ快速「マリンライナー」も、一部の列車は児島-高松間を運休していましたが、6月13日からは運転を再開します。この運転再開に伴い、生山や根雨で実施していた「やくも」の臨時停車は取りやめとなります(この臨時停車駅で乗降する「やくも」の切符を持っている人は、手数料なしで払い戻すことができます)。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200603_01_untenkenkeikaku.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200603_00_sanyosinkansen.pdf、JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/06/03/200603shinkansenuntenkeikaku.pdf)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- HC85系は3タイプつくられる(2022.05.23)
「JR西日本」カテゴリの記事
- 岡山地区の新車は227系(2022.05.11)
- 米原駅西口で駅弁やうどんが食べられる(2022.05.08)
「JR四国」カテゴリの記事
- JRの切符で高速バスに乗車可(2022.03.21)
- 市民団体が新県立ホール目の前の新駅の設置に反対(2022.01.29)
- 2022年3月ダイヤ改正発表(6)(JR四国、JR九州、JR貨物)(2021.12.23)
- 「WEST EXPRESS 銀河」は四国へ(2021.11.02)
「JR九州」カテゴリの記事
- 西九州新幹線並行在来線ダイヤ案(2022.05.05)
- 西九州新幹線で博多-長崎間、5520円(2022.04.28)
Comments