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福塩線に高校生向け臨時列車

 緊急事態宣言の影響で学校は休校となっていましたが、解除されたので学生や生徒が戻っています。朝のラッシュが戻ってきたのです。

 しかし、混雑する列車はまさに「三密」。感染拡大を防ぐためにはまさに避けたいところです。そこでJR西日本は福塩線に臨時列車を走らせました。6月1日からの平日、当分の間走るこの臨時列車は、福山8:15発の吉舎行き。沿線にある高校への通学用としての列車で(生徒以外でも乗車できます)、1両編成です。7時台に走る定期列車を3年生が、この臨時列車を1、2年生が使い、混雑の緩和を図ります。

 このような混雑は、福塩線だけではありません。徳島でも見られます。そこでJR沿線にある15の高校や特別支援学校はJR四国に対して、車両の増結を求めています。

 ただ、それは簡単にはいきません。朝ラッシュ時には使えるだけの車両を使っているので、増発することが難しいのです。先ほど挙げた福塩線も、三次に着いて仕事が終わった車両を活用しているのです。そういう車両がなければ、増結はできません。代わりにJR四国は分散登校や始業時間の繰り下げを勧めていますが、一刻も早く学習の遅れを取り戻したい学校側は受け入れることができません。

 混雑緩和には、特急用車両を使って「ホームライナー」を走らせる方法もあるでしょうが、これは社会人向けのアイデアで、高校生には難しいです。結局何も改善がなされないまま放っておかれるのでしょうか?

(追記)
 徳島県教育委員会は、県立高校生を対象にした貸切の大型バスを走らせることによって、混雑の解消を図ります。7月末から10月末まで4区間で走らせます。かかる費用は3000万円です。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200528_00_fukuensen.pdf、徳島新聞ホームページ https://www.topics.or.jp/articles/-/373172、中国新聞ホームページ https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=648429&comment_sub_id=0&category_id=112、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20200709/k00/00m/040/068000c)

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