高松の飲食業組合が琴電にダイヤの平常化を求める
新型コロナウイルスの影響で、琴電は運行本数を減らしています。運休は昼間と夜間が主体で、通勤需要が見込めない休日はさらに減らしています。特に減らしているのが夜間。琴平線の場合、本来の最終は高松築港23:00発(途中までなら23:30発もあり)、祝日を除く金曜日は0:00発だったのですが、6月8日から30日までのダイヤでは高松築港22:00発と1時間早くなっています。休日はさらに早く、高松築港20:00発(一宮行きは20:30発)です。これでも遅くなったほうで、一時期は21時ごろでした。
これに不満を持っているのが、飲食業組合。最終列車が早いので緊急事態宣言が解除されてからも客が少ないというのです。でも、歌舞伎町など夜の街で新型コロナウイルスの感染者が続出していることを考えると、最終を思いっきり早くして夜の街で遊ぶ人を意図的に減らす、というのも悪い話ではないかもしれません。
ちなみに、琴電は7月1日にダイヤ改正を行い、最終を繰り下げます。平日、休日ともに琴電琴平までの最終を高松築港22:00発に、滝宮までの区間便を高松築港22:30発にします。こうやって状況を見てだんだんと平常に戻していくしかないようです。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/88666ec3442275536e285fcbea39b3059bb336e6、琴電ホームページ www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/time/)
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