1日でJR九州と西鉄の観光列車に乗る旅、三井化学専用線つき
福岡-大牟田間でライバル関係にあるJR九州と西鉄。その両社と大牟田市が共同でツアーをつくりました。
このツアーは福岡から日帰りで大牟田に行くもの。9月10日、1日だけの企画です。大牟田への行き帰りは、JR九州の「A列車で行こう」、西鉄の「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」に乗ります。西鉄から先に乗るAコースとJR九州から先に乗るBコースの2種類があり(募集人員はそれぞれ52人)、値段は「Go To トラベル」の対象となるため、東京都在住の人以外は7000円が割り引かれ、18900円となります。
コースを簡単に見ていきましょう。Aコースは福岡(天神)を11:20に、Bコースは博多を12:15に出ます。大牟田に向かう車内で昼食を食べます。Aコースは車内のピザ釜で焼いた焼きたてのピザなどのオリジナルコース料理、Bコースは大牟田の料亭「新みなと」の特製弁当です。Aコース、Bコースともに大牟田に着くのは13:44です。JR九州も西鉄も駅の場所は同じですので、運が良ければ並走するシーンを見ることができます。かつて石炭の町として栄えた大牟田では、石炭産業科学館や宮原坑(ユネスコ世界文化遺産)を見学します。そして、5月7日に廃止された三井化学専用線の駅と機関庫を見学します。帰りは行きとは違う列車、つまりAコースは「A列車で行こう」、Bコースは「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」に乗ります。どちらも大牟田17:55発なので、並走するかもしれません。車内で夕食になりますが、Aコースは「新みなと」の特製弁当、Bコースはピザなどのオリジナルコース料理になります。Aコースは博多に20:06に、Bコースは福岡(天神)に20:32に着き、解散となります。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/07/29/200729nishitetsujrkoraboressya.pdf)
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