南海6000系が大井川鐵道に
南海高野線で50年以上走り続けた6000系。通勤用のステンレスの車両です。さすがに地方の私鉄で使われずに引退すると思っていましたが、新たな活躍の舞台が見つかりました。
新たな舞台は大井川鐵道。2両はトレーラーで運ばれ、10日に搬入されました。近鉄の2両(吉野線などで使われていた特急要車両)を廃車にして走らせる計画ですが、これから安全装置などの取り付けを行い、2020年度中に走らせます。
(追記)
南海6000系はデビューから50年以上経っていますが、オールステンレスなのでさびにくいと判断したため、購入することとなりました。塗装の変更は行いません。
また、大井川鐵道は元「はまなす」の14系客車、元「SLやまぐち号」の12系客車を購入していましたが、こちらの運用開始時期は未定とのことです。
(参考:静岡新聞ホームページ https://www.at-s.com/news/article/local/central/785442.html、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/railwaynews-234/)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 地鉄、4月1日ダイヤ改正で特急をほぼ廃止(2021.03.05)
- 大村線からキハ200形、キハ220形が撤退(2021.03.02)
- 奥羽線蔵王-山形間に新駅?(2021.02.28)
「東海・北陸私鉄」カテゴリの記事
- 地鉄、4月1日ダイヤ改正で特急をほぼ廃止(2021.03.05)
- 養老鉄道、平日朝以外に使える「オフピーク2枚きっぷ」を発売(2021.02.28)
- 静岡鉄道の古い車両が熊本と福井に(2021.03.04)
- 四日市あすなろう鉄道、受験生は運賃無料(2021.01.17)
- 立山黒部アルペンルート、4月15日に最大52%の値上げ(2021.02.17)
「南海・泉北」カテゴリの記事
- 南海、Visaでのタッチ決済を導入(2021.01.29)
- JR東日本等、終夜運転や終電の延長等を中止(2020.12.27)
- 関西の大手私鉄、近鉄以外は終夜運転を行わず(2020.11.29)
- 南海6000系が大井川鐵道に(2020.07.12)
- 南海は「ラピート」でポイントアップキャンペーン(2020.07.05)
Comments
当方からもリンクを貼らせていただきました。
まさか6000系が譲渡されるとは、驚くよりほかありませんでしたが、それだけ丈夫な車両、ということでしょうか。
大井川鐵道には、同じく南海電鉄から譲渡されたズームカーも走っていますので、まさかここで並ぶ光景が見られるとは、誰が予想したでしょうか・・・
運行されれば見に行ってみたいものです。
Posted by: hanwa0724 | 2020.07.12 09:47 PM
hanwa0724さん、おはようございます。いつも詳しく、情報源にしています。
* まさか6000系が譲渡されるとは、驚くより
本当に「まさか」のレベルです。
* 大井川鐵道には、同じく南海電鉄から譲渡されたズームカーも
「ズームカー」との共演も楽しみです。
Posted by: たべちゃん | 2020.07.13 05:41 AM
大井川鉄道に、南海高野線の6000系が入ってきたんですね。
絶対東急田園都市線の8500系が入ると思っていたのに、予想外でしたね。
(東急は車両の譲渡に積極的のはずなのに)
Posted by: みずほ800 | 2020.07.13 08:33 PM
みずほ800さん、こんばんは。
* 絶対東急田園都市線の8500系が入ると思っていたのに、
先ほども書きましたが、南海6000系は想像できなかったです。
Posted by: たべちゃん | 2020.07.13 09:21 PM
お邪魔します。いつもありがとうございます。
これは、ひょっとしたら電気機器の関係がおおきいのでは、と思いました。南海6000は直流直巻モーター、東急8500は直流複牧巻モーター、現場の担当者から見れば扱いやすく部品を調達しやすいほうに傾くようにも感じました。失礼いたします。
Posted by: 昭和生まれです | 2020.07.23 03:09 PM
昭和生まれですさん、こんばんは。
* これは、ひょっとしたら電気機器の関係がおおきいのでは、
大井川鐵道の車両は古いものが多いので、メンテンアンスのしやすさ、予備部品の確保のしやすさも重要でしょう。
Posted by: たべちゃん | 2020.07.23 09:36 PM
予備部品の確保のしやすさは私も重要だと思います。
メンテナンスの世界では「部品がない」時、他の廃車から調達するだけではなく、作る事があります。古い電車は電子部品よりも製作・加工がしやすい機械部品が多く、それも転属の決め手となったと思います。
だから南海で長年走り続ける事ができたのだと思います。
車齢が若くても部品が確保しづらい電車は転属先でも長い活躍ができません。
今回の転属は経営陣だけではなくメンテナンス技術陣の意見が反映された結果だと私は思います。
Posted by: ゆめ | 2020.07.26 07:15 AM
ゆめさん、こんばんは。
* 古い電車は電子部品よりも製作・加工がしやすい機械部品が多く、
今回の譲渡に合わせて部品も確保しているでしょうが、古いものはいざとなれば自作もできそうです。
Posted by: たべちゃん | 2020.07.26 04:23 PM