JR四国、7月18日から2700系大幅に増加
JR四国の話題をいくつか。
2019年8月にデビューした、新型特急ディーゼルカーの2700系。制御付自然振り子で四国の険しい山に挑んでいます。この2700系ですが、2020年度にも増備され(23両が新製されます)、7月18日(一部は19日)から運行本数が大幅に増えることになりました。
「南風」はこれまで28本中6本が2700系でしたが、7月18日以降は18本に増えます。「しまんと」はこれまで10本中2本が2700系でしたが、7月18日以降は4本に増えます。「あしずり」はこれまで16本中2本が2700系でしたが、7月18日以降は4本に増えます。「うずしお」はこれまで33本中15本が2700系でしたが、7月18日以降は23本に増えます。なお、「うずしお」は2017年にデビューした2600形を使うものもあり、それと合わせると33本中31本が新型車両となります(残る2本は185系です)。
四国に住んでいる人には、お得な切符があります。「土休日限定 大阪日帰りひかり・こだま超トク!!きっぷ」を7月1日から8月29日まで発売しています。利用できるのは7月4日から8月30日までの休日(8月10、15、16日は除きます)で、前日までに購入する必要があります。決められた新幹線(「ひかり」、「こだま」)に乗る必要があり、席数限定の切符です。途中下車は岡山のみできます。主な駅からの値段は、高松が8200円、松山が10500円、高知が10300円です。
通勤や通学のときにお得に特急に乗ることができる、特急用定期券「快てーき」ですが、6月30日から8月31日までの間、指定席にアップグレードできる「区間限定快てーき専用格安指定席回数券」を発売しています。発行日から14日間有効の、5枚綴り1000円の回数券です。高松-観音寺間、高松-徳島間、今治-松山間、松山-宇和島間など13区間で発売しています。
(参考:JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2006%2029%2001.pdf、「鉄道ファン」2020年6月号 交友社)
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