JR西日本、700系のコンパートメントを活用
かつて「ひかりレールスター」用としてつくられたJR西日本の700系には、8号車にコンパートメントがありました。向かい合わせに4人で座る個室が4つあったのです。
このコンパートメント、家族やグループで移動するときは便利ですが、九州新幹線直通用にN700系が投入され、「こだま」がメインとなりました。「こだま」として使われる場合は、コンパートメントのある8号車が自由席ということもあり、コンパートメントは使えないようになっています。
ところが、コンパートメントは潰されてはいません。そこでJR西日本は、8月6日から11月30日までの間、新大阪-博多間の一部「こだま」(3往復)において、コンパートメントが使えるようにします。新大阪を午前に出る便(新大阪7:39発~10:32発)、博多を午後に出る便(博多13:07発~15:07発)が対象となっています。この3往復の「こだま」については、コンパートメントのある8号車とその隣の7号車を8月6日から指定席に変更します。指定席は4~8号車と5両に増えます。
コンパートメントは7月22日から発売していますが(8月23日以降の列車は乗車日の1か月前から)、インターネットでの予約が勧められているにもかかわらず、インターネットや「みどりの券売機」で買うことができません。「みどりの窓口」や主な旅行会社でしか買うことができないのです。注意しなければならないポイントです。
(追記1)
反対に、朝夕の時間帯の一部「こだま」は、平日に限り4号車が指定席から自由席になります。
(追記2)
一部「こだま」の自由席から指定席への変更、コンパートメントの営業は、12月1日以降も引き続き行います。一部「こだま」の指定席から自由席への変更も、平日のみですが引き続き行います。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200721_00_kodama.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200730_00_kodama.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201020_00_kodama.pdf)
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