肥薩おれんじ鉄道は11月運転再開見込み
令和2年7月豪雨は、肥薩おれんじ鉄道にも大きな被害をもたらしました。60か所以上で線路や電力、信号設備等が被災しました。8月8日から佐敷-水俣間の運転を再開しましたが、八代-佐敷間は運休したままです。代替バスが走っていますが、上田浦には停まらず、本数も減っています。特に休日は3往復しか走りません。
さて、運休区間のうち、一番被害が大きいのは佐敷トンネル出口付近。大きな土砂崩れが発生したため、大量の土砂がトンネルの出口を完全に塞ぎ、約250メートルにわたって線路が見えない状態になっています。土砂は最大で7メートルの高さとなっていますので、それを取り除かないと列車を走らせることはできません。
全線での運転再開は概ね3か月後、つまり11月を見込んでいます。
(参考:肥薩おれんじ鉄道ホームページ https://www.hs-orange.com/page570.html、https://www.hs-orange.com/page569.html、https://www.hs-orange.com/page571.html、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2020/08/03/337164.html)
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