徳島線にトロッコ列車
10月10日から徳島線にトロッコ列車が走ることになりました。
徳島線のトロッコ列車は2両編成。キハ185とキクハ32の組み合わせで、定員56人です。徳島-阿波池田間を走り(トロッコ車両に乗車することができるのは石井-阿波池田間です)、列車名は下りが「藍よしのがわトロッコ さとめぐみの風」、上りが「藍よしのがわトロッコ かちどきの風」です。列車名の通り、藍色と白が目立ったデザインとなっています。乗車には運賃のほかに座席指定料金(大人530円、子供260円)が必要です。なお、「藍よしのがわトロッコ」は2019年11月末で運行を終えた土讃線のトロッコ列車、「志国高知 幕末維新号」を転用したものです。
「藍よしのがわトロッコ」に合わせて、駅弁も復活します。徳島県は全国で唯一駅弁がない都道府県ですが(モノレールしか鉄道がない沖縄県を除きます)、有限会社栗尾商店が販売していた駅弁、「阿波尾鶏とりめし」をアレンジして車内限定で販売します。乗車日4日前までの平日に栗尾商店に電話して予約する必要があります。
「藍よしのがわトロッコ」は10月10日以降、10月と11月の休日に1日1往復走ります。2021年は3月27日と28日に走り、4~5月と9~11月にも運転する予定です。ダイヤは「四国まんなか千年ものがたり」との接続が考慮されたものとなっています。「四国まんなか千年ものがたり」は上下ともに阿波池田には停まらないので、「藍よしのがわトロッコ さとめぐみの風」から「四国まんなか千年ものがたり」に乗り継ぐには、「南風」で大歩危まで行く必要があります。「四国まんなか千年ものがたり」から「藍よしのがわトロッコ かちどきの風」に乗り継ぐには、「南風」で阿波池田まで行く必要があります。
(参考:JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2007%2027%2001.pdf、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASN706X1PN7QPTLC033.html)
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