JR九州、2021年春のダイヤ改正で福岡都市圏の本数減?
新型コロナウイルスの影響で外出が自粛され、また在宅勤務が拡大し、鉄道の利用者が減っています。
JR九州もそのひとつ。4月1日から8月24日までの鉄道収入は前年同期に比べて65%も減っています。緊急事態宣言が解除された後も利用者が元に戻ることはなく、低迷したままです。JR九州は新型コロナウイルスが完全に終息しても、需要は以前の7~8割に減ると想定しています。そこでJR九州は、2021年春のダイヤ改正で在来線の列車の本数を減らすことにしました。JR九州は2018年春のダイヤ改正で117本減らしました。その後、長崎新幹線が開業する2022年度まで大幅な減便はしない予定でしたが、新型コロナウイルスでそれが変わったのです。
本数が減るのは、利用者の減少度合いの大きい福岡都市圏を中心に行います。通勤や通学の影響が出ないように配慮して減便を行うようです。地方の赤字ローカル線については減少度合いが小さいことから減便の対象にはならないようです。
(追記)
JR九州は、九州新幹線についても2021年春のダイヤ改正で減便をする方針です。
(参考:東京新聞ホームページ https://www.tokyo-np.co.jp/article/51293/、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20200827/k00/00m/020/043000c、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63066480W0A820C2LX0000/、西日本新聞ホームページ https://www.nishinippon.co.jp/item/n/639105/、https://www.nishinippon.co.jp/item/n/671987/)
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