261系5000代「はまなす」は石北線にも
観光列車やイベント列車のほか、繁忙期の臨時列車や定期列車の代替輸送用としても使うことのできる、多目的車両(261系5000代特急気動車)。このうち先頭部分などを北海道を代表する花であるはまなすをイメージしたカラーで塗られた「はまなす編成」が、北海道鉄道140年の節目であるこの2020年秋にデビューします。
「はまなす」は5両編成。このうち2~5号車は普通車で、全座席にパソコンや携帯電話の充電などに利用することのできるコンセントを設けています。無料公衆無線LANサービスの提供もあります。そして、1号車には、フリースペースの「はまなすラウンジ」(イベント等で使用するスペースで、グループでも個人でも利用できます)、多目的室兼個室(2人で利用することのできる掘りごたつ式の個室にもなります)、地域の特産品などを販売する販売カウンターがあります。
「はまなす」編成のデビューは10月17日。日帰りツアー専用の団体列車として走ります。小樽、岩見沢、室蘭の鉄道に関する施設を巡ります。そして、10月24日からは「北海道鉄道140年記念」として定期列車が「はまなす編成」で走ります。10月24日と25日は「オホーツク1号」と「大雪4号」、10月31日と11月1日は「おおぞら3号」と「おおぞら8号」、11月7日と8日は「北斗6号」と「北斗19号」、11月14日と15日は「宗谷」と「サロベツ4号」です。これらは特急券さえ買えば誰でも自由に乗ることができます。自由席も用意されています。また、個人型旅行商品の設定もあり、「ダイニングカープラン」も設定されます。10月の団体列車のときのように特製弁当が出るのでしょうか?
(追記)
11月28日から2021年2月末にかけて、「はまなす」編成が宗谷線を走ります。2021年1月5日~11日、2021年2月13~15日を除いて「宗谷」や「サロベツ」として走ります。5両編成で、指定席3両、自由席2両で走ります。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/af9da5296d29e99c3bfd1b223add980e_1.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200918_KO_Soya.pdf)
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