庄内交通、酒田市内発着の路線バスを廃止へ
鶴岡市に本社を置く庄内交通は、酒田市内発着の路線を5路線は走らせています。
しかし、酒田市はこれらの5路線について、2022年に廃止する方針です。酒田市は運行経費の赤字を負担していますが、利用者が減っているため、その負担額が増えているからです。すでに3路線については廃止が検討されていて、残りの2路線も廃止する方向で酒田市は地元住民との協議を進めています。これまでも酒田市内の路線バスの中には廃止されたものがあり、酒田市が庄内交通や地元バス事業者の協力を得て、直営のバスを走らせています。しかし直営のバスは運賃が安いので、その格差も問題になっています。一部区間で路線が重なっていますから。酒田市はこれら5路線の廃止後、直営のバスを充実させたり、高齢者にとって利便性の高いデマンド型乗り合いタクシーを走らせたりする方針です。
なお、酒田と鶴岡などを結ぶ幹線については、2022年以降も庄内交通による運行を継続する方針です。
(参考:山形新聞ホームページ https://www.yamagata-np.jp/news/202009/05/kj_2020090500099.php)
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